バタフライ・エフェクトの4つのエンディングの個人的ランキング

バタフライ・エフェクト』という映画をご存知だろうか。『STEINS;GATE』のラストシーンに影響を与えた映画と言われている。この映画のエンディングは4つあって、2つは本編とおなじように街中でエヴァンとケイティーがすれ違うシーンからはじまりそこから派生するが、1つのはそのシーンがつかわれない異色のエンディングである。ここからは個人的ランキングを発表したい。

 

4位 ストーカーエンディング

まずは本編と同じように街中でエヴァンとケイティーがすれ違います。そしてケイティーが振り向いたときにエヴァンは元の向きに体を戻します。ここからは本編と異なります。なんとエヴァンがケイティーにばれないようにストーカーを始めます笑。結局未練たらたらですね笑。これならわざわざ初めて出会った時にもどって縁を切った意味がないですね。というよりもまた過去にもどって縁を切った事実を抹消することになりそうで、嫌な未来が見えるのでぶっちゃけ嫌いです。

 

3位 本編のエンディング

 

切ないビターエンド。バッドエンド至上主義の僕だけどここにランクイン。残る二つのエンディングの方が好きなので3位。それだけの理由なので特に語ることがないです。

 

2位 シュタゲや君の名はエンディング

 

本編と同じようにエヴァンとケイティーはすれ違います。その後でエヴァンはケイティーに「どこかで会いましたっけ」と声をかけるところで終わります。偶然の出会いから始まる物語って好きなんですよね。僕はシュタインズゲートという作品が好きなんですけど、シュタインズゲートを完走した後でこの映画をみたので、その影響もあって好評価な気もします。

 

 

以下シュタゲエンディング抜粋

「やっと…会えた……あなたを探していたんです、助けてくれたお礼を言いたくて……」
「俺だ。なぜ彼女がここにいる。なに?俺が守れだと?やれやれ、勝手なことを言ってくれる。
 まあいい、それが選択だと言うのなら……エル・プサイ・コングルゥ
「エル、プサイ?」
「また会えたな、クリスティーナ」
「いや、だから私はクリスティーナでも助手でもないと……あれ?」
「ようこそ我が助手、牧瀬紅莉栖、いやクリスティーナ」

 

ーーーー未来のことは誰にも分からない
  だからこそこの再会が意味するように無限の可能性があるんだーーーーー



「これが、シュタインズ・ゲートの選択だよ」

 

1位 俺が全てを背負ってやるエンド

異色のエンディングです。他のエンディングに比べて暗すぎますね。どのようなエンデイングかというと、エヴァンはなんど過去に戻って最善をつくしても誰かしらが不幸になるという絶望から、自分がいるせいで皆が不幸になるのではないかと考えるようになります。その結果、母親の体内にいたころまで遡ってへその緒で首をしめて自殺します。さらに母親がなんどか流産をしていることがわかるんですが、エヴァンより前に生まれた兄弟も同じような能力をもっていて皆同じ結論にたどり着いたのではないかという推察ができます。自らの命をかけてまで守りたいものがあるってかっこいいですよね。僕には真のヒーローに見えます。